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        <title>在宅介護～高齢者の心身と家族の気づき</title>
        <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/</link>
        <description>在宅介護の基礎知識・高齢者のいる家族なら知っておきたい、大切な智恵と気づき。</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2012</copyright>
        <lastBuildDate>Tue, 09 Feb 2010 13:24:57 +0900</lastBuildDate>
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        <item>
            <title>在宅介護　現状の問題解決には家族の覚悟・ゆとり・工夫が必須</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>在宅介護</strong>において要介護者は、家族そしてホームヘルパーなど外部の力を借りながら、長い間住み慣れた自宅で介護生活を営むことになります。<br /><br />在宅介護は多くの場合、<strong>高齢の親がある日突然に病気や事故で倒れ入院</strong>したことをきっかけに、前触れもなく唐突にはじまります。<br /><br />「入院先の病院にいられるのはせいぜい3ヶ月まで。医師によれば、退院後は以前のように自立した生活は難しいとのこと。<br /><br />どうやらついに介護が必要になりそうだ。急いで皆に連絡して、今後の相談をしなきゃ、介護保険の申請やヘルパーさんの手配なんかも、これからしなくてはならないし。<br /><br />いよいよ介護とリハビリが、一日の生活の中心になりそうだ･･･」といった心象風景が、その典型的なイメージでしょうか。<br /><br /><br /><strong>今日の在宅介護</strong>は、まず<strong>介護の担い手となる「家族」の人数が、昔と違って圧倒的に少ない</strong>ところにその特徴があります。<br /><br /><br />それが意味するのは、「<strong>世話をする役割を担った家族が何もかも行わなくてはならない、いざという時の代わりが誰もいない</strong>」という構図に、介護にかかわる家庭が容易に追い込まれやすいという現実です。<br /><br />地方で暮らしていた高齢の親が二人とも介護が必要になったが、近隣の介護施設が満杯で入所できないため、やむなく子供が東京の会社を退職し在宅介護に専念せざるを得なくなった･･･といった話などは、その典型例です。<br /><br /><br /><strong>高齢者介護</strong>は、<strong>加齢による本人の身体機能のおとろえに応じて続けられる、不可逆的で終わりの見えない、そして非常に達成感を得にくい活動</strong>です。<br /><br /><br />同じように高齢となった夫や妻ただ一人、あるいは子供一人だけで介護を行おうとするのは、<strong>介護者の時間とエネルギーを「介護」というただ一つの目的にすべてそそぎ込み、「介護者の自立」を「要介護者の人生」と交換するようなもの</strong>かもしれません。<br /><br /><br />そして介護が必要になってしまった当の本人はというと、自身の自立した生活が失われたことに<strong>大きなショックを受け、喪失感と将来への不安とで頭がいっぱいになり、介護者へ感謝の意を示す気持ちの余裕などとても持てない</strong>ことが多いものです。<br /><br />介護をきっかけに<strong>本人がうつ状態に</strong>なってしまい、周囲のことや新しいことにまったく関心を示さなくなるケースなども少なくありません。<br /><br /><br /><a href="http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post-6.html" target="_blank">高齢者のうつ病～家族の対応と気づき・治療の注意点</a><br /><br /><br />在宅介護を行う<strong>介護者</strong>は、<strong>介護生活に自分の人生をそそぎ込みながらも代わりに得られるものはほとんど無い</strong>のが現実です。<br /><br />そして一歩間違えると、<strong>介護者自身が体調を大きく崩したり、あるいは精神に変調をきたしかねない危険性</strong>がつねに横たわっています。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-4.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 09 Feb 2010 13:24:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>在宅介護と介護保険のサービス～外部の力を上手に活用</title>
            <description><![CDATA[<p><br />上手な（そしてとても重要な）<strong>在宅介護</strong>のコツとして、「<strong>外部サービスをできるだけ有効に活用する</strong>」ことがあげられます。<br /><br /><br /><a href="http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-4.html" target="_blank">在宅介護　現状の問題解決には、家族の覚悟・ゆとり・工夫が必須</a> でも述べたとおり、「<strong>身内のことだから、家族だけでなんとかしよう</strong>」という発想で高齢者の介護にのぞむと、<strong>介護する側の家族の精神と身体を消耗させる</strong>だけでなく、<strong>最終的には要介護者への介護の質も下げてしまう</strong>ことになります。<br /><br /><br /><strong>介護保険のサービス</strong>は色々ありますが（<a href="http://chiecareinsurance.irahik.com/2009/05/post-3.html" target="_blank">介護サービス・介護予防サービス 種類とその概要</a> ご参照）、<strong>在宅介護</strong>においてもっともよく利用されるサービスは、「<strong>訪問系サービス</strong>」と「<strong>通所系サービス</strong>」になります。<br /><br /><br /><br /><strong>介護保険の要介護認定</strong>において、「<strong>要支援（1・2）</strong>」あるいは「<strong>要介護（1～5）」のどちらに認定されるか</strong>によっても、サービスの内容や利用回数は異なりますが（<a href="http://chiecareinsurance.irahik.com/2009/05/post-6.html" target="_blank">要介護度の認定引き下げが、介護保険利用者におよぼす影響</a> ご参照）、大まかに言えば、<strong>外部から本人の自宅にやって来てサービスを提供するのが「訪問系サービス」</strong>、<strong>本人が施設に送迎してもらいそこで一定のサービスを受けて戻ってくるのが「通所系サービス」</strong>となります。<br /><br /><br />「<strong>訪問系サービス</strong>」には、事業所からホームヘルパー・介護員が派遣される「<strong>訪問介護</strong>」「<strong>訪問入浴介護</strong>」、また看護師や理学療法士・管理栄養士らが来て診療の補助や指導を行う「<strong>訪問看護</strong>」「<strong>訪問リハビリテーション</strong>」「<strong>居宅療養管理指導</strong>」などがあります。<br /><br /><br />「<strong>通所系サービス</strong>」には、入浴や食事・皆で行うレクリエーションなどを通じ生活面の心身改善を目的に施設に通う「<strong>通所介護</strong>（<strong>デイサービス</strong>）」、専門家の指導にもとづく心身機能の回復訓練を目的とした「<strong>通所リハビリテーション</strong>（<strong>デイケア</strong>）」などがあります。<br /><br /><br />これらは<strong>ケアプランにもとづき利用回数や一日の滞在時間などが決められています</strong>が、介護者が体調を崩すなどして家庭での介護が一時的に難しくなった場合には、<strong>介護施設に一定期間（最大一ヶ月30日）入所</strong>できる「<strong>短期入所</strong>（<strong>ショートステイ</strong>）」という通所系サービスもあります。<br /><br />また<strong>通所系サービス</strong>には、特に<strong>認知症</strong>の方を対象として食事・入浴・レクリエーションなどを提供する「<strong>認知症対応型通所介護</strong>」もあります。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-5.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 08 Feb 2010 18:06:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>在宅介護、「事前の準備」こそが将来の介護負担を大きく減らす</title>
            <description><![CDATA[<p><br />それまで元気にしていた<strong>親や配偶者が突然ケガや病気で倒れ、病院に入院してからはじめて介護を考える家庭</strong>が少なくありません。<br /><br /><br />その後なんとか<strong>病状が安定してきた段階</strong>で、次の<strong>転院先に移るか</strong>、あるいは<strong>自宅に戻っての在宅介護を始めるか</strong>を考えていくことになります（ちなみに転院する場合、病院に設置された<strong>医療相談室</strong>で、ソーシャルワーカーらのアドバイスを受けながら手続をしていくのが一般的です）。<br /><br /><br />しかし一口に「転院」と言っても、すでに報道などでご存じのように、現状はなかなか大変なものがあります。<br /><br />現在、<strong>一般病院での平均在院日数は19.2日</strong>（2006年度）ですし、<strong>リハビリ専門の病院（回復期リハビリテーション病院）の最大入院日数も、180日が限度</strong>となっています。<br /><br /><br />最初の病院から運よく他の一般病院に転院できたとして、<strong>その病院にいられるのもせいぜい3ヶ月程度</strong>。<br /><br />いわゆる「<strong>社会的入院</strong>」（治療の必要が乏しいにもかかわらず入院を続ける状態）<strong>が国の医療費を圧迫し続けている</strong>ことを背景として、<strong>医療の必要性が低いと判断される患者の診療報酬（入院基本料）は低く設定</strong>されています。<br /><br /><br />そのため、医療機関にとっては、<strong>医療の必要性が乏しい患者をいつまでも入院させていては、経営上の死活問題になりかねない</strong>のです。<br /><br /><br />病気の種類や手術の有無、そして入院が差額ベッド代のかかる個室かあるいは相部屋かなどによっても変わってきますが、<strong>一ヶ月まるまる入院した場合の費用（自己負担額）は、少なくとも20～30万円程度かかる</strong>ものと考えたほうがいいでしょう。<br /><br /><strong>国の高額療養費制度</strong>を使えるならば使うべきでしょうが、いずれにしても、<strong>一ヶ月で数十万円が確実に飛んでいく入院費</strong>が本人や家族にとって重い経済的負担であることは確かです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-7.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 07 Feb 2010 23:49:29 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>認知症の高齢者介護、早期治療のために家族がすべきこと</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>認知症の国内患者数</strong>は、すでに<strong>200万人</strong>に達するとも言われ、<strong>わずか25年後の2035年</strong>には、<strong>現在の2倍強の445万人</strong>になるとの推計も出されています。<br /><br /><br />認知症患者の介護に関わる人をあわせて考えると、「<strong>国民の1割が家族の認知症と向き合う</strong>」<strong>ときがそう遠からず訪れる</strong>とも予測されています。<br /><br /><br />認知症という病気にならず寿命を全うできたなら、それは幸せなことなのでしょうが、その一方で<strong>「自分の家族はこの先も認知症には無縁」と言い切れない現実</strong>があります。<br /><br />認知症については、以下のような一般向けのくわしい解説サイトが多くあります。<br /><br /><br />・<a href="http://www.e-65.net/" target="_blank">認知症を知るホームページ［イーローゴ・ネット］<br /></a>・<a href="http://www.mhlw.go.jp/seisaku/19.html" target="_blank">厚生労働省：政策レポート(認知症を理解する)<br /></a>・<a href="http://www.ninchishou.com/" target="_blank">認知症ケアポータルサイト</a><br />・<a href="http://www.chihou.net/index.html" target="_blank">認知症ねっと</a><br /><br /><br />これらも参照しながら、先々の親の介護に関わっていく家族として、<strong>最新の医療事情をふまえて認知症の正しい知識を身につけておく</strong>ことが、まずは大事です（以下の姉妹サイト記事も、あわせてご参照ください）。<br /><br />・<a href="http://carehomeinfo.aodori.com/2008/06/post_30.html" target="_blank">認知症の家族の介護と、介護施設の利用にかかわる基礎知識。</a><br />・<a href="http://carehomeinfo.aodori.com/2008/06/post_31.html" target="_blank">認知症における老々介護の現状が示す、介護保険制度の限界。</a><br />・<a href="http://carehomeinfo.aodori.com/2008/06/post_34.html" target="_blank">家族の認知症に直面したときの心構えと対応、介護施設への備え。</a><br /><br /><br />それでは、なぜ家族が認知症の知識を身につけなくてはならないのでしょうか？<br /><br />医者まかせではダメなのでしょうか？<br /><br /><br />まず第一に、<strong>認知症</strong>という病気は、いわゆる<strong>「加齢による物忘れ」と症状的に混同されやすい</strong>こと、そして<strong>「うつ病」と症状がよく似ている</strong>など、たとえ長年いっしょに暮らした<strong>家族といえども、素人目には症状を非常に判断しにくい</strong>ことがあげられます。<br /><br /><br />たとえば帰省の折に、家族が「最近、もの忘れがひどくなったみたいだな･･･」と気づいたとしても、短い滞在期間中にそれを認知症の症状と認めるまでには、なかなか思いが至らないものです。<br /><br /><br />加えて、ついこの間までしっかり振る舞っていた<strong>自分の親が認知症になってしまったという現実を認めたくない家族特有の心理</strong>が、どうしても前に出てきがちになります。<br /><br />兆候を察知した段階ですばやく病院を訪れ、冷静に今後の治療方針をたててゆく家族などは、現実にはまだまだ少数派に属するのです。<br /><br /><br />現時点において<strong>認知症を根本的に治療する方法は、まだ出てきていません</strong>。<br /><br />それでも適切な治療を早期に施すことで<strong>認知症の進行を遅らせたり、症状の悪化をいま以上に抑えることは可能</strong>です。<br /><br /><br />現在国内では、認知症の進行を抑制する薬（<strong>抗認知症薬</strong>）として「<strong>塩酸ドネペジル</strong>（商品名 <strong>アリセプト</strong>）」が使われています。<br /><br /><br />また2011年に入ってからは、服用薬「<strong>ガランタミン</strong>（商品名 <strong>レミニール</strong>）」「<strong>メマンチン</strong>（商品名 <strong>メマリー</strong>）」と貼り薬「<strong>イクセロン／リバスタッチ</strong>」が新たに承認され、<strong>患者側の今後の治療の選択の幅が広がる</strong>こととなりました。<br /><br />ほかにもいくつかの<strong>症状改善薬が</strong>すでに治験中で、これらも<strong>2～3年程度で認可される見通し</strong>といわれています。<br /><br /><br />また認知症の<strong>根本治療薬の開発</strong>も世界レベルで急ピッチで進んでおり、近い将来の希望となる明るい材料も、たしかに存在しているのです。<br /><br />したがって<strong>可能な限り早期の治療対応を行い、現在の認知症の進行を極力抑えていくことが、先々の治療の選択肢を増やしていくことになる</strong>のです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat6/post-3.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">認知症と介護</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 06 Feb 2010 18:11:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>認知症患者の在宅介護において、家族が理解すべきこと</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>認知症の症状がありながら一人暮らしを続ける高齢者</strong>は、少なくありません。<br /><br />つい最近も、千万単位の大金を手押し車に入れ徘徊していた一人暮らしの認知症の女性が保護された、というニュースが流れていたのが記憶に新しいところです。<br /><br /><br />認知症の症状がかなり進行して本来ならばとうの昔に施設に入所してしかるべき状態なのに、家族や近隣との交流が乏しいために、その発見が遅れるケースもあります。<br /><br /><br />あるいは特別養護老人ホーム（特養）・グループホームなど<strong>専門の介護施設が満員のため、やむを得ず一人暮らしを続けているケース</strong>なども決して珍しくないようです。<br /><br /><br />自分の親が認知症と診断された場合、家族としては<strong>本人の認知症の進行度合をふまえ、医師や地域包括支援センター・担当ケアマネジャーらとも相談して、今後の対応を決めていかなくてはなりません</strong>。<br /><br /><br />また近々の入居予定で無くとも、<strong>入所候補となりそうな介護施設の情報収集も始める</strong>とよいでしょう。<br /><br />なぜなら、一般に認知症の高齢者を専門に受け入れてくれる<strong>介護施設においては待機者の数があまりに多く、地域によっては2～3年程度の順番待ちとなるなどはなんら珍しくない</strong>からです。<br /><br /><br /><a href="http://carehomeinfo.aodori.com/2008/08/post_17.html" target="_blank">介護保険三施設、懸念されている問題点。</a><br /><br /><br />そのため候補となる施設を見つけた場合は、<strong>入所の意志を示すべく、申込だけでもある程度急ぐほうがよい</strong>わけです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat6/post-1.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">認知症と介護</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 05 Feb 2010 15:19:52 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>老々介護・認認介護を防ぐ～認知症の進行に応じた在宅介護</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><a href="http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat6/post-1.html" target="_blank">認知症患者の在宅介護において、家族が理解すべきこと</a> からの続きです。<br /><br /><br /><strong>認知症患者の在宅介護</strong>においては、見過ごされがちな<strong>家族のケア</strong>にも十分注意を払う必要があります。<br /><br />なかでも地方で高齢の両親が暮らしているが、<strong>片方が認知症を患っていて、もう一方がその世話をしている</strong>といったいわゆる「<strong>老々介護</strong>」は、かなり危ない状況と言えます。<br /><br /><br /><strong>介護疲れによって元気だったほうの親も倒れてしまうリスクが高い</strong>ため、在宅介護をベースに考えるなら患者本人だけでなく、<strong>世話をする親の負担を軽減するための方策も、あわせて考えなくてはなりません</strong>。<br /><br /><br />今日では、<strong>夫婦とも認知症でありながら、症状の軽い方が重い相方の面倒をみて暮らす</strong>という「<strong>認認介護</strong>」も、<strong>老々介護とともに社会問題化</strong>しています。<br /><br />認知症患者の現在の急激な増加ペースからして、将来は<strong>「認認介護の高齢者家庭」が、ごく見慣れた街の風景になる可能性</strong>が高そうです。<br /><br /><br />これは必ずしも家庭内の問題に限られるものでなく、火の不始末による失火や徘徊中の外出時事故・あるいは財産を狙った悪徳商法や詐欺の増加など、<strong>地域社会の安全性にもつながっていく話</strong>です。<br /><br /><br />高齢の親が<strong>認知症を発症した場合、初期のうちは在宅介護で対応するにせよ、いずれは施設介護が必須と考えて、早いうちから先々の計画をたてていくべき</strong>でしょう。<br /><br /><br />認知症の親の介護をどうするかは、患者<strong>本人の現在の病状や介護する家族のマンパワー・経済力など</strong>によっても、対応が異なってくるのは当然です。<br /><br /><br />あくまで大まかな流れとなりますが、以下のようなポイントを踏まえて臨みたいものです。<br /><br /><br />●本人が認知症と診断された場合は、<strong>医師に現在の病状を確認し、あわせて今後の検査および治療の内容と、将来の病状進行についての見解を得ておきます</strong>。<br /><br /><br />●家族間で話し合い、<strong>施設介護をどの段階で利用するかについての大まかな合意を形成</strong>しておきます。<br /><br />できればそのときに、<strong>施設入居にかかわる費用も大まかに算出して、将来の資金手当についての話を深めておくとよい</strong>でしょう。<br /><br />あわせて、<strong>当面であっても在宅介護で対応することがそもそも可能なのか、介護の主な責任は誰が持つのか</strong>などについても、話しあっておく必要があります。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat6/post-2.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">認知症と介護</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 04 Feb 2010 15:46:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>高齢者介護とコミュニケーション～「聞く技術」を磨こう</title>
            <description><![CDATA[<p><br />介護保険の在宅サービスを利用して、週に数回ヘルパーさんの訪問を受け、その折に話す機会のあるような高齢者はまだ安心ですが、その一方で<strong>自宅に閉じこもり一日中誰とも会話しない一人暮らしの高齢者</strong>も増えてきています。<br /><br /><br />特に<strong>母親はすでに他界し、故郷で高齢の父親が一人暮らし</strong>をしているが近所付き合いなどもなかなか無いというような場合、その傾向はさらに強くなります。<br /><br />それが高じて「<strong>うつ</strong>」を発症したり、悪化させたりする懸念もあります。<br /><br /><br />会話をすること、そして楽しい話題を共有して笑いあうことは、介護の現場に限らずとも<strong>脳の活性化</strong>に役立ちますし、<strong>日々の生活に彩り</strong>も添えてくれます。<br /><br /><br />高齢者にとっては、<strong>脳からのアウトプットを増やす</strong>ことが<strong>脳の老化を防ぐ</strong>最良の手段ですが、なかでももっとも手軽に効果を期待できるのが「<strong>目の前に相手を置いた直の会話</strong>」なのです。<br /><br /><br />共通の話題を見つけなくちゃ&hellip;と、なにも力む必要はありません。<br /><br /><strong>人と人との会話</strong>として、血の通った温もりを時どきふっと感じることができるならば、上出来なのです。<br /><br /><br />ただし高齢者の神経を逆なでしたり、本人が嫌がるような話題は、当然避けなくてはなりません。<br /><br />ごくたまに長い時間をとって話すよりは、<strong>短い時間でもよいので回数を増やして、会話のチャンスをこまめに持つ</strong>方がベターです。<br /><br /><br />会話というと、話し手と聞き手が同じ程度に話をしなければいけないように思う方もいるでしょうが、<strong>高齢者の生活・介護の場で交わされる会話では、家族はなるべく聞き手の側に回る</strong>のがよいでしょう。<br /><br />お互いが同じくらいの分量を話しあう「会話のキャッチボール」というよりも、<strong>高齢者の話を聞くことを中心にして、話の流れを妨げない程度に時おりあいづちを打っていくスタイルを基本に</strong>したいものです。<br /><br /><br />「<strong>聞くのが8割、話すのが2割</strong>」くらいを、大まかな目安にします。<br /><br />「<strong>目の前のお年寄りにとってのよい聞き手となる</strong>」ことを、心の中で目指すのです。<br /><br />家族側から話しかけるときには、<strong>はっきりした口調で少しゆっくりめに、ていねいに話す</strong>ようにします。<br /><br />過度に大声で話したりすると、人によっては威嚇されていると思うかもしれません。<br /><br /><br />昔の同じ思い出話を繰り返し話す高齢者も少なくありませんが、「その話はもう聞きました」とばかりに<strong>会話の流れをさえぎったり、訂正したりすることは避けましょう</strong>。<br /><br />また程度の差はあるものの、一般に高齢になればなるほど、自分の身体の不調についての悩みやぐちなどが、どうしても増えてくるものです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護と高齢者・家族のケア</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 01:04:11 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>高齢者のうつ病～家族の対応と気づき・治療の注意点</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>在宅での介護</strong>や<strong>高齢者の日々の生活</strong>において、家族が注意を払うべき病気のひとつに「<strong>うつ病</strong>」があります。<br /><br /><br /><a href="http://www.jcptd.jp/public/index_2.html" target="_blank">一般の皆様へ「うつ病って何？」（JCPTD委員会）<br /></a><br /><br />うつ病そのものの患者数は、10代からほぼ全世代に渡ってまんべんなく分布しているものの、実は<strong>うつ病の患者数がもっとも多い</strong>のが、いわゆる「<strong>後期高齢者世代（75歳以上）の女性</strong>」なのです。<br /><br /><br />長年連れ添ってきた配偶者に先立たれ、地域の親しい友人たちも病気がちでめったに会えない、そして櫛の歯がかけるように毎年誰かが亡くなっていく、そして子供たちは都会の会社勤めで年に1～2回しか戻ってこない･･･といった<strong>高齢女性の単身世帯は、潜在的にうつ病発症のリスクがかなり高い</strong>ことに注意が必要です。<br /><br /><br />女性に限らず、年々新しいことに対しての気力が衰え、<strong>身体的機能や感覚が衰えて自宅に引きこもりがちな高齢男性</strong>もまた、うつ病になるリスクは決して低くありません。<br /><br /><br />もちろん、配偶者に先立たれた高齢者が皆うつ病や認知症になるわけではありません。<br /><br />また<strong>認知症にはうつ病ときわめて似た症状を示すものも</strong>ありますが、<strong>うつ病は認知症と異なり、精神療法や薬物療法によって治すことが可能</strong>です。<br /><br /><br /><strong>高齢者本人は通常、うつ病に対する知識をほとんど持ち合わせていません</strong>ので、家族や周囲の人間が<strong>本人の行動にふだんと違った何かを感じたとき</strong>は、<strong>うつ病</strong>を（あるいは<strong>認知症</strong>を）疑い、<strong>精神科・神経内科の専門医</strong>に相談し、本人に適切な診察を受けさせることも必要です。<br /><br /><br /><!--google_ad_section_start(weight=ignore)--><strong>自殺既遂者の8～9割にはうつ病を含むなんらかの精神障害があるというデータも</strong>ありますが、<strong>うつ病を原因とする高齢者の自殺も相当数にのぼる</strong>と考えられています。<br /><br />本人の症状の変化を見逃し、これを放置することは重大な結果につながる可能性があるため、<strong>家族としては予防的に行動していく</strong>必要があります。 <!--google_ad_section_end--><br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post-6.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護と高齢者・家族のケア</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 02 Feb 2010 00:05:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>高齢者の住まいの見直し～在宅介護がし易い居住環境をつくる</title>
            <description><![CDATA[<p><br />高齢者が長年住んできた自宅での在宅介護生活がいよいよ現実になりそうなとき、住み慣れたその家が、<strong>身体的機能が衰えてきた本人</strong>そして<strong>介護する家族</strong>にとっても、<strong>安全で機能的なつくりになっているかどうか</strong>一度チェックしておきたいものです。<br /><br /><br />たとえば数十年前に建てられた地方の古い一軒家に親が住んでおり、そこがそのまま介護の現場になりそうな場合を想定してみましょう。<br /><br /><br /><strong>「家族による在宅介護」などは建築時において想定すらしていなかったはず</strong>で、在来工法による和風家屋のつくりも、畳の寸法が全体設計のベースとなっているはずです。<br /><br /><br />これまで本人が布団を上げ下げして寝ていた<strong>四畳半や六畳間に大きな介護ベッドを入れたうえ、介護者がそこから本人を抱え起こしたり、あるいは車いすに乗せたりといった動作をスムーズに行うことが、現状のままで果たして可能でしょうか</strong>。<br /><br /><br />介護の動作に慣れたホームヘルパーならまだしも、高齢の配偶者や中高年の子供が狭いスペースに四苦八苦しながら行うようでは、<strong>毎日のそのような動作の繰り返しだけで、介護者は疲れが積み重なってくたびれ果ててしまう</strong>ことでしょう。<br /><br /><br />長年住んでいる間に、<strong>もはや使いそうもない置物や家具などが部屋の隅を占領</strong>している場合には、それらも片づけなければ、介護する側の動作を大いに邪魔しそうです。<br /><br /><br /><strong>トイレや階段に手すりをつけたり、風呂場に転倒防止のマットを敷く</strong>ことなどは、誰でも割と気がつきやすいものです。<br /><br /><br />しかし、たとえば<strong>車いすの生活</strong>となった場合などに、<strong>病院や介護施設までの往復時の車の乗降のしやすさ</strong>、あるいは<strong>玄関から居室・リビングから寝室にいたる様々な「生活導線」をいかにスムーズなものにするか</strong>、さらに<strong>介護者が本人と一緒に出入りした場合のスペースの確保が十分か</strong>、などの点にはなかなか想像が及ばないため、対応は後手に回りがちです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post-8.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護と高齢者・家族のケア</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 01 Feb 2010 00:31:49 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>在宅介護にのぞむ気持ちを楽にする、ちょっとした気づき（１）</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><strong>在宅介護</strong>にあたり<strong>家族として知っておくべき知識や注意すべきこと</strong>などは、それこそ山のようにあります。<br /><br />しかし、介護する側もされる側もおなじ生身の人間同士、いくら事前に周到な準備をしたところで、そうそう思い描いていたとおりに事が運ぶはずもありません。<br /><br /><br />また長年一緒に過ごした家族として、要介護者のことを誰よりもわかっていたはずなのに、<strong>予想だにしない事態</strong>や<strong>思いもよらぬ本人の行動</strong>に遭遇して、すっかり<strong>今後の介護に自信を失ってしまったり、あるいは精神的に打ちのめされてしまう</strong>ことなども、決して珍しくないのです。<br /><br /><br /><strong>本人の尊厳</strong>を大切にしつつ、<strong>介護に追われる自分自身のプライド</strong>をも守ろうとする日々の連続は、<strong>まじめに取り組むほど大変なエネルギーを消耗する</strong>ことになります。<br /><br /><br />ここでは、ひとつとして同じかたちのない「在宅介護の風景」においていくつか心に留めておきたい、いわば「<strong>骨太の方針</strong>」を提案しておきます。<br /><br /><br /><br /><strong><span style="color: #008000;">（１）在宅介護だからといって、すべて身内で抱え込もう・解決しようとしない。<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 外部に何人かの「良きパートナー（協力者）」を持つようにすること。</span></strong><br /><br />一緒に暮らしている場合はもちろんのこと、<strong>遠距離介護</strong>ならばなおさら、<strong>外部者の力を上手に利用できるような協力体制をつくることが必須</strong>です。<br /><br /><br /><strong>ケアマネジャー・ホームヘルパー・地域包括支援センターの担当者らとの連携</strong>を密にするのはもちろんのこと、日頃の介護する側の苦労やちょっとした悩みをグチとしてこぼしあったりできるような「<strong>介護者同士の情報交換の場</strong>」があると、精神的な負担がずいぶんと和らぐものです。<br /><br />お住まいの地域に同じ悩みを持った「<strong>介護者の家族の会</strong>」的なものや、あるいは<strong>NPO等が主催する支援グループ</strong>などがないかを探して、早い段階から積極的に参加してみるとよいでしょう。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-9.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 31 Jan 2010 22:48:43 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>在宅介護にのぞむ気持ちを楽にする、ちょっとした気づき（２）</title>
            <description><![CDATA[<p><br /><a href="http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-9.html" target="_blank">在宅介護にのぞむ気持ちを楽にする、ちょっとした気づき（１）</a> からの続きです。<br /><br /><br /><strong><span style="color: #008000;">（４）日々の在宅介護が少しでも楽になるよう、要介護者の自宅の生活環境の整備・改善をはかっていくこと。</span><br /></strong><br />こちらについては、<a href="http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post-8.html" target="_blank">高齢者の住まいの見直し～在宅介護がしやすい居住環境をつくる</a> もご参照ください。<br /><br />ただし在宅介護が始まる以前に、先々よかれと思って<strong>自宅のバリアフリー化の改築などをあまり先行しすぎると、いざ実際の介護生活がスタートしたときにまったく役にたたなかったり、かえって逆効果になることもある</strong>ので、そこは気をつけたいものです。<br /><br /><br />たとえば階段の手すりを左側につけてみたが、要介護者の左半身のマヒのために手すりを右側にも追加することになった。<br /><br />階段の左右に手すりを設けるスペースが無いために、せっかくつけた左側の手すりは外すハメになった･･･など、予期せぬ事情のためにそのときでなければとれないような対応も、たくさん出てくるはずです。<br /><br /><br />このような意味で、<strong>介護のための環境整備は「走りながら考える」</strong>ような面が確かにありますが、しかし<strong>細かい改善点を少しずつつけ加えていく</strong>ことで、<strong>介護者も要介護者も、日々の動作・生活面がぐっとスムーズになる</strong>ものです。<br /><br />改築・改修において無駄な出費を避けるためにも、日頃から<strong>生活の不都合や不便な点を思いついたときにノートにメモしておく</strong>と、後でいざ介護保険を利用して住宅改修を･･･となったときはスムーズに動きやすいでしょう。<br /><br /><br /><strong><span style="color: #008000;">（５）日頃から、将来の状況変化に備えての情報収集に努めたい。<br /><br />ただし情報収集のための時間は、かけすぎないようにすること。<br /></span></strong><br />国が「施設から在宅へ」と懸命に政策的転換を促しているにもかかわらず、<strong>在宅介護を続けたまま住み慣れた自宅で一生を終える高齢者はいまだに少数派</strong>です。<br /><br /><strong>入院後そのまま病院で亡くなったり、あるいは施設介護に移行しそのまま施設で看取られる方が、まだ大半を占めているのが現実</strong>です。<br /><br /><br />したがって<strong>在宅介護</strong>は、現実にどうなるかはともかく、<strong>将来の施設介護への移行をつねに考えながら行う</strong>必要があります。<br /><br />そのため、<strong>よい介護施設を手持ちの選択肢から選ぶため、さまざまな情報収集が必要</strong>なのですが、介護を続けながらこれを行うのはなかなか大変なことです。<br /><br /><br />先に述べたような<strong>外部者</strong>の力や情報網などを利用しつつ、<strong>インターネット検索やメールによる情報交換も活用</strong>して、空き時間を少しでも効率的に使うよう工夫したいものです。<br /><br />そして貴重な時間の余裕ができたときは、際限なく介護のことを考え続けるよりも、<strong>思い切って介護者自身の休息や気分転換に充てる</strong>ようにしましょう。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat8/post-10.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 30 Jan 2010 23:05:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>在宅医療と在宅介護の関係～現状と問題点</title>
            <description><![CDATA[<p><br />在宅介護においては、高齢者が何らかの病気の治療を受けながら、同時に家族の介護を受けているのが普通のはずです。<br /><br />そして、本人の状態や体調が悪化したときはあわてて病院へ連れていく&hellip;ということになりがちですが、医師に自宅に診察にきてもらう「<strong>在宅医療</strong>」については、どれくらいご存知でしょうか。<br /><br /><br />国が「<strong>在宅医療の推進</strong>」に力をいれているにもかかわらず、在宅介護に追われる家族の多くはその中身をよく知らない&hellip;というのが、どうも現実のようです。<br /><br /><br />「<strong>在宅医療</strong>」とは、<strong>通院が困難な患者の自宅に医師が訪問して、医療サービスを提供する</strong>ものです。<br /><br />在宅医療は、<strong>医師が計画的に訪問して医療を行う「訪問診療」</strong>と、<strong>臨時に医療サービスを提供する「往診」</strong>の二種類があります。<br /><br /><br />一般的には、動けない患者の状態が悪化したときだけ急いでお医者さんを自宅に呼ぶようなイメージが強いですが、これは「<strong>往診</strong>」で、<strong>「訪問診療」と区別</strong>されています（<strong>医療保険の診療報酬点数</strong>が違ってきます）。<br /><br />これからの在宅医療については、あらかじめ「月4回、毎週&times;曜日」のように<strong>往診する日を決めて行う「訪問診療」のシステムそのものと、そこで提供される医療の質</strong>を中心に、考えていく必要があります。<br /><br /><br />もちろん、緊急の手術や集中的な治療が必要なレベルの人の場合、病院での医療が必要かつ優先されることは当然です。<br /><br />今日の日本では、専門設備の整った病院で治療することで、はじめて高水準の医療が受けられるようになっていますから、<strong>治療レベルの絶対的水準という点では、現在の在宅医療は病院治療にとうてい及ぶものではありません</strong>。<br /><br /><br />しかし<strong>在宅医療の目的</strong>は、少し別のところにあります。<br /><br />寝たきりであるが<strong>病状が安定しかつ進行がゆるやかで、医療の緊急性よりも介護がベースになっている場合、</strong>あるいは<strong>本人が入院を望まず「自宅で治療を受けたい」と希望するような場合</strong>は､在宅医療のほうが適しているはずです。<br /><br /><br /><strong>入院治療</strong>は病気そのものの治療に最適であっても、<strong>家族との交流や生活の快適さなど本人の生活の質を損なうような、ある種の犠牲の上に成り立っています</strong>。<br /><br />平成21年度の内閣府調査では、<strong>「自宅で人生の最期を迎えたい」と希望する人が、全体の54.6％</strong>に上りました。<br /><br />医療的な処置が終わった後の長期間の入院が基本的に難しく、また介護施設への入所も長期間の順番待ちを余儀なくされるいま、<strong>「できるものなら、住み慣れた自宅で治療を続けたい」ということへの潜在的ニーズ</strong>は、相当あるようです。<br /><br />このような本人の希望と意思を尊重するならば、患者側が今よりもっと在宅医療を選びやすい状況を社会的に整えていくことが、必要なはずです。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/cat7/post-11.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">在宅介護と高齢者・家族のケア</category>
            
            
            <pubDate>Fri, 29 Jan 2010 01:18:33 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>高齢者の誤嚥性肺炎と、介護食における心遣い</title>
            <description><![CDATA[<p><br />高齢者の在宅介護において注意すべき病状のひとつに、「<strong>誤嚥性肺炎（ごえんせいはいえん）</strong>」があります。<br /><br /><br />食べ物を飲み込むことを「<strong>嚥下（えんげ）</strong>」と言いますが、この嚥下がうまくできずに、食べ物が誤って気管に入ってしまうのが「<strong>誤嚥（ごえん）</strong>」です。<br /><br /><strong>誤嚥（ごえん）で肺に異物が入り、それが原因となっておきる肺炎が誤嚥性肺炎</strong>なのです。<br /><br /><br /><strong>肺炎は、日本人の死亡原因の第4位（心疾患・がん・脳血管疾患に次ぐ）</strong>になっていますが、<strong>高齢者</strong>においては、風邪をこじらせたりして発症する<strong>通常の肺炎以外にこの「誤嚥性肺炎」が原因の半数以上を占めている</strong>と言われ、まさに&rdquo;<strong>命にかかわる</strong>&rdquo;病気です。<br /><br /><br /><strong>食べ物を噛む力が弱まったり、飲み込みが悪くなったり</strong>すると、誤嚥性肺炎が起こりやすくなります。<br /><br /><br />食べ物は「口腔」&rarr;「喉頭」&rarr;「食道」と移動していきますが、<strong>健常な人ならば食べ物を飲み込むときに肺に向かう気管のふた（喉頭蓋）が閉まって、肺に食べ物が入らないように調節</strong>してくれます。<br /><br />しかし<strong>老化</strong>などで<strong>喉頭蓋の機能が弱まり、ふたがきちんとしまらないと、食べ物は気管を経由して肺に侵入</strong>してしまいます。<br /><br /><br />また、<strong>異物が入ったときは咳き込む</strong>ことで、<strong>異物を気管の外に出そうとする反射運動</strong>が起こりますが、<strong>高齢になるとこの反射機能も弱まってくる</strong>ため、気管の中にとどまった食物や、そこに含まれる唾液から肺に細菌が感染し、肺炎を起こす可能性が高まります。<br /><br />この<strong>嚥下機能の低下</strong>は、<strong>脳梗塞など脳血管疾患障害を抱える方や、食道や胃を手術した後に起こりやすい</strong>と言われます。<br /><br /><br /><strong>在宅介護で食事の用意</strong>をする家族は、この「<strong>誤嚥性肺炎</strong>」について、ある程度の知識を持っておく必要があります。<br /><br />自宅で食事を出す場合は、<strong>食べ物の大きさやかたまりに注意し、食べやすくするための工夫</strong>が必要になります。<br /><br /></p>]]></description>
            <link>http://tipsonelderlycare.irahik.com/post-12.html</link>
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            <pubDate>Thu, 28 Jan 2010 13:23:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
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